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ゆりYO船長 お魚love♡

水彩絵の具と絵の比較♪

2015/12/20 14:25 趣味

 絵を10年以上描いてきた。最初は画材が決まらなかった。水彩、顔彩、アクリル、色鉛筆、日本画、パステルなど、放浪していた。ようやく最近は水彩画に落ち着いている。
 水彩絵の具もいろいろある。メーカーによってすごく違う。最初はスーパーで売ってるサクラマットから始めた。画材屋さんでバラ売りを買ったりしてたが、ホルべインが気に入り、セットで揃えてみた。
 しばらくホルべインを使ったが、どうもしっくりこない。108色セットで気合を入れて描いてみたが、納得できなかった。ネットで調べると、シュミンケ ホラダムというのが最高の水彩らしい。高いのでかなり悩んだが、買ってみることにした。

 今までチューブだったが、使う量が少なければ固形タイプが良いそうだ。初めて固形にしてみた。シュミンケは…最初使い慣れず手こずったが、数枚描いたらもう完全に惚れてしまった。48色セットでは飽き足らず、全部の色を揃えてしまった。今ではもう、シュミンケ以外では描けないよ。

 違いは…

 ホルべインはマットである。透明水彩のはずであるが、ちょっとでも濃い色を乗せると、下の色が全く見えなくなってしまう。不透明かと思うくらいに濃い。薄い色はムラになることもあるし、冴えない。濃い色はとても明るく、絵にツヤがありきれいで見栄えがする。はっきりと濃く描くと、インパクトのある絵になる。

 シュミンケはほとんど完全透明である。どんなに塗っても、下の色が出てくる。失敗すると、修正不可能なくらいに下の色が影響する。薄い色が美しく鮮やかである。ツヤはなく、柔らかくふんわりした雰囲気に仕上がる。シャープさは出しにくい。「朝もやの風景」「セピア色のムードのある絵」みたいなのが得意だろう。


 薄い色をたくさん重ねて少しずつ描く私には、シュミンケの方が合っていたのだ。ホルべインは、濃い色をバシッと思い切り使える人だといいのかもしれない。自分がどんな絵を描きたいかによって、好みの絵の具を使わなければいけない、と分かった。メーカーを混ぜると非常に使いにくかったし、一貫性のない絵になってしまった。同じメーカーで揃えた方がいいと思う。


 今年初めて美術展に出品して、いろいろと勉強になった。最近描く絵はネットに載せてない。美術展の規定が「未発表作品であること」というものがある。ネットに載せるのは発表になるのかどうか。とても不安であるので、新しいものは載せないことにした。お魚の水彩画を楽しみにしている方がいると思うけれど、ごめんなさい。


 絵の具による色の違いを比較しましょう。ネット写真ではツヤがあって違いが判らないかもしれないけど。

 まずはお魚。

★シュミンケで、ホウボウ。

 体の赤茶色のまだらの感じが出しやすかった。濃く塗った所を水筆でこすると、下の色と混ざっていい感じになる。10回以上重ね塗りしても、下の色は影響する。今見ると、ヒレをもっと濃くした方が良いなあ。


☆ ホルべインで、カナド。

 赤茶色を乗せたら、下の色が見えない。濃い色の上から塗ろうとすると、色が中途半端に剥げて変な色になる。水筆でこすると、かなり消えてしまう。重ね塗りは数回程度で終わらせる方が良い。はっきりと明るいんだが、悪く言えばケバい。


 お花で比較。

★ シュミンケで、ツルニチソウ。

 (ガラスが反射してる)。花弁は、青系・紫系・赤系・ピンク系の色を、少しずつ重ねてある。葉には青系・茶系を入れると引き締まった色になる。重ねるのが良いというわけではなく、思い切った色を使えない優柔不断なだけだ。


☆ ホルべインで、桜。

 花弁の濃い所を後でぼかそうとすると、色が全部溶けてしまう。ぼかすなら塗りながら。厚塗りっぽく見えるが、上の絵よりも薄塗りである。この頃は筆でぼかす技術を知らなくて、線をいっぱいひいて影などを作ってたなあ。


* 顔彩で、キンセンカ。

 10年ほど前のヘタな絵だけど。顔彩は不透明で、粒子が荒い。和紙に描くが、紙が薄いのであまり重ねては描けない。顔彩は水彩とは違う技法がいるようだ。



 絵の具。

シュミンケ。プラケースに両面テープで張り付けて使ってる。透明水彩は混ぜると色が濁るし、鮮やかな色は作れない。だから全色欲しくなる。110色あるのに、48色セットまでしか売っていないのは何故だろう。

ホルべイン。不透明に近いからか、混色してもわりと色がきれいだ。




顔彩。私には合わなかった。







 絵の具だけでなく、水彩紙によっても使える技法が変わってくる。今はラングトンとアルシュを使っている。水彩画は本当に難しい。

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